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「心意気」から始める経営改革のススメ
「心意気経営とは?
本当にやりたいことに全力で取り組んでいますか?
経営者を突き動かす原動力である“心意気”を
問い直す時が来ている‼
岩井 徹朗 著
四六判・228頁(H188×W128×12 260g)並製
◆定価:本体価格 2,200円+税
◆ISBN978-4-909090-80-5 C2034
◆2022年10月25日発売
◆デザイン:有吉 一男
◎著者プロフィール
1963年 和歌山県生まれ
1986年 早稲田大学政治経済学部卒業後、大手都市銀行に入社
2000年 インターネット専業銀行の設立準備会社に総務部長として転職
2004年 G P S 関連のベンチャー企業に入社
2006年 ヒーズ株式会社を設立
「言葉を紡いで会社の品質を上げる」ことをミッションとして、主にオーナー企業を対象に、業務改善、人材育成、社内体制の構築や新規事業の創出に取り組んでいる。感情や価値、資金繰りなど、「見えないもの」「見ていないもの」「見せていないもの」を言葉という形にすることで、「これがええやん!」を見つけてもらう仕事を通して、一人ひとりが自然体で成長し、その真価を発揮する世界の実現を目指している。
◎内容
会社をよりよくするために、また、これからの10年、20年をしっかりと乗り越えていくために、会社を大きく変えていく経営改革。社員の意識を変え、仕事のやり方を変え、お金の使い道を変えていく。経営改革の対象は広範囲に及びます。
時には痛みを伴うことがあります。時には見たくない現実と向かい合うことがあります。そして、今までとはあり方ややり方を大きく変えることで、批判を浴びたり、取引先が離れたり、社員が辞めてしまうこともあるかもしれません。
それでも、経営改革を続けていけるのか。
現状に危機感を抱き、孤軍奮闘されている社長さんに、弊社は「心意気から始める経営改革」をご提案しています。
我々は、心意気を感情と紐づいた、その人を突き動かす原動力と定義しています。まずは、社長ご自身の心意気が何かを見つけることが出発点です。
知識やノウハウはパソコンで言えば、アプリに相当します。そして、心意気は言ってみればOS。最新のアプリを活用して、仕事で成果を上げるには、いろいろなアプリと連携するOSがどのような構造で動くのかを知っておく必要があります。なぜなら、OSが変われば、上手く作動しないアプリも出てくるからです。
知識やノウハウなど情報が溢れかえっている時だからこそ、自分を突き動かす原動力となる心意気を改めて問い直すことは大いに意義があります。
◎主要目次
はじめに
●第1章 孤立無援を個立応援に変える
「坂の上の雲」の一節から読み取る「心意気」の大切さ
「心意気経営」における「心意気」の定義
「心意気経営」が役立つ人
「心意気経営」をいま提唱する理由
「心意気経営」を理解するための前提となる考え方
●第2章 一貫性を貫いて現状を変革する
情報が溢れる時代に求められることとは?
保険販売で苦戦した社長が業績を改善したきっかけとは?
二代目社長が3年で売上を3億円増やすために最初の3ヵ月でやったことは?
●3章 自分の感情に着目する
「感情➡思考➡行動」のプロセスに沿って考える
感情をコントロールせずに受け止める
ワクワクすることなら力を発揮できる
●第4章 心意気を発見する
変わる価値観の深層に変わらない価値観がある
価値判断の基準を言語化する
未来も過去も変えられる
●第5章 コア・バリューを決める
マーケティングの落とし穴に注意する
2ステップで考えて市場を選定する
自分が感動したものでこそ人の心も動かせる
●第6章 商品のUSPを定める
USPは変化する
自然に差別化はできている
●第7章 3つの価値を共有する
機能価値、感情価値、社会的価値を定義する
価値の伝え方で商品の売上が変わる
価値の伝え方でお客様との会話が変わる
価値の伝え方で下請け体質が変わる
●第8章 「3つの自立」で事業を成長させる
3つの自立とは
理念の自立
社長の自立
社員の自立
●第9章 「これがええやん」を自然と広げる
共有から共感を経て共鳴へ
拠り所と仕立てと仕掛け
●第10章 「4つの立ち位置」を知って本領を発揮する
おわりに
あとがき
◎奥付情報
印刷・製本 モリモト印刷株式会社
初版発行 2022年11月10日